【解説】コリについて！

首や肩が凝る．．．という方は多くいらっしゃいますが、
『コリ』というのはどういった状態なのか？

固まっているところでしょ？

と思っている方が多いですが、一概にそういうわけではありません。

『こり』について解説していきますので、ぜひご覧ください！

『コリ』とは？

「こり」とは、
「筋肉が、力を入れようとしているわけでもないのに収縮し固く緊張してしまって力を抜こうとしても自力ではゆるめることができなくなった状態」をさします。
 筋肉がこり固まると、筋肉の毛細血管が圧迫されて血流が悪くなり、酸素や栄養が筋肉に届きにくくなるとともに、代謝物が疲労物質として筋肉内部にたまってしまいます。

コリは悪い？？

「こりは悪い！」と思っている方が多いですが、コリは身体を助ける自己防衛機能として発生していることが大いにあります。
筋肉の疲労や機能低下などにより、単体での仕事が困難になった場合に周りの筋肉とくっついて協調したり、代償して動かそうとすることでコリが発生していることも多いです。
ですので、患部の筋肉が回復するまでの間、周りにフォローをさせる「回復のメカニズム」の一つとも言えます。
普通であれば、これで回復してコリが解消されていきます。

コリが慢性化している。。。

コリが一部の範囲に収まっていれば、回復に伴い自然とコリは解消されていきますが、身体のあちらこちらにコリがあると、筋肉が常に強調し合ったり、代償している状態から抜け出せなくなってしまいますので、回復の進行が停滞していきます。

その結果、特に影響があらわれるのは自律神経です。

普段から体温調整、睡眠、消化など、仕事量が多いにも関わらず、そこに回復の優先順決めが加わればオーバーワークとなって自律神経の機能不全を起こしてしまいます。

このような状態にならないためにも、コリの原因となっている機能低下や疲労しているところへ早期にアプローチしたり、自律神経の乱れや姿勢の悪さ、カラダの歪みを解消することが大事になります！

コリの原因

『こり』とは大まかにいうと、筋肉の血流不足や疲労物質が内部に溜まり発生してくるものですが、なぜそのような状態になってしまうかというと、多くの人は
姿勢の悪さや身体のゆがみによって引き起こされています！

姿勢の悪さや歪みにより引っ張られる筋肉や縮こまる筋肉が出てくることでストレスを感じている筋肉がコリの症状を引き起こします。

基本的に引っ張られている筋肉はコリ感や痛みが出現し、
縮こまっている筋肉は押されると痛い状態になります。

例えば、肩こりの方
猫背で巻き込み肩になっている方が多いですが、
肩の真上や首～背中は引き伸ばされてコリ感の症状が出てきます。
胸筋や首の前側の筋肉は症状を感じることは少ないですが押されると痛いです。

コリの種類

・姿勢不良や歪みからくるコリ
→上記のようなコリです。このようになっている方が多いです。

・自律神経の乱れ
→ストレスや不規則な生活などで自律神経が乱れてしまうと
交感神経の活動モードから抜け出せなくなり、常に緊張してしまいます。

・水分不足によるもの
→人の体は約60％が水分という話はご存知の方も多いかと思いますが、
筋肉は70％水分と言われています。水分量が少ないと固くなります。
血流も悪くなるため老廃物も滞留しさらに悪い環境になります。

・内臓からくるもの
→内臓体性反射と言って、内臓の不調があると筋肉の緊張が起こります。
暴飲暴食などで胃腸に負担がかかるとその裏にある背中の筋肉が緊張します。

最後に

これらの原因をなくしていくことで『こり』の解消につながります！
当てはまるものがありましたらぜひ対策してみてください！
自分で解決することが難しい。。。という方はぜひ頼ってくださいね(^^)

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