頭痛のタイプについて

昨今、慢性的に頭痛を抱えている方はかなり多くなってきていて、日本人の約4000万人が慢性頭痛を抱えていると推定されています。

　

あなたがどの頭痛のタイプかによって、対処や予防の方法が変わってきますので、良かったら参考にしてみてください！

　

片頭痛

　

片頭痛は何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して頭痛が起こります。

脳の血管が拡張し、周囲の三叉神経などを刺激し、炎症物質がさらに刺激を加えることで症状が出現します。

仕事のない週末、寝すぎ、寝不足、ホルモンバランスの変化、空腹、疲労、臭い、光や音の強い刺激などで誘発されることも多いです。

片頭痛はこめかみから目の周りがズキンズキンと脈打つような痛みがあり、片側だけでなく両側でも痛むことのある、発作性の頭痛です。

吐き気、嘔吐、下痢などの随伴症状もあり、体を動かして頭の位置を変えると痛みが増幅する。

光、音、におい、気圧、気温の変化に対して敏感になる。

頭痛は数時間から3日間ほど続くこともあり、多い人では1週間に1回と周期的に頭痛を繰り返します。

　

予防：

①頭痛日と環境をチェック！

どのようなタイミングや環境で頭痛が起きているかパターンを確認し、その環境を避けます。

　

②規則正しい生活・睡眠をとる！

寝すぎ、寝不足、疲労、空腹なども片頭痛の引き金となるので、生活習慣も注意してみてください。

　

③片頭痛を誘発する食品を避ける！

チョコレート、チーズ、ハム、ヨーグルト、赤ワインなどは片頭痛を誘発すると言われておりますので、これらの食品は気を付けたり控えるようにしましょう。

　

対処法：

①頭痛の患部を冷やす

血管が拡張して炎症物質が流れて頭痛が出てくるので、患部を冷やすことで、血管が収縮し痛みが軽減していきます。片頭痛には入浴やマッサージは血管を拡大させて逆効果になりますのでご注意！！

　

②静かな暗い場所で休む

体や頭を動かしたり、光や騒音でも痛みが増してしまいますので、静かな暗い場所で横になるなどして休みましょう。

　

③カフェインを適量摂取

カフェインは血管を収縮する作用があり、片頭痛の早期に飲むと痛みが軽減しやすいです。ただ、カフェインは刺激物質なので、過剰摂取は頭痛を誘発するので注意してください！

　

緊張型頭痛

　

緊張型頭痛は頭の筋肉や肩首の筋肉が緊張することで起きます。

筋肉の緊張で血流が悪くなったり、老廃物や疲労物質が溜まり、その周囲の神経が刺激されて頭痛が発生します。

精神的・身体的ストレスが原因となっていることが多く、長時間の同じ姿勢やデスクワーク、スマホの見過ぎ、などで起こりやすくなります。うつ症状や心の病気が原因となることもあります。

緊張型頭痛は後頭部から首筋を中心に頭全体がギューッと締め付けられるように痛みます。

無理な姿勢の維持や長時間のデスクワークによって、肩凝り感や倦怠感、眼精疲労とともに痛みが現れやすいです。

吐き気や嘔吐といった頭痛以外の症状は出にくく、日常生活への支障は酷くはありませんが、頭痛が数か月続くなど慢性化するケースもあります。

　

予防：

①長時間同じ姿勢をとらない！

姿勢を正すことを意識したり、同じ姿勢で長時間の作業をしないようにしましょう。普段座って長時間デスクワークをしている方は、立って作業をする時間を作ってみるのもオススメです！

　

②肩・首の血行アップ

気づいたときにストレッチなどを行い、緊張をほぐすようにしましょう！

肩回しや首回し運動など、1時間に1回はストレッチタイムを挟んでみてください！

　

③適度な運動・筋トレ

運動や筋トレをすることによって、血流アップや耐久性アップなどの効果が得られますので、筋肉の緊張が起こりにくくなっていきます。

対処法：

①温めて、コリをほぐす

マッサージ、蒸しタオル、入浴などで温めて、首肩の筋肉の緊張・こりを取り、血行を良くしていきます！ストレッチも筋肉の緊張緩和や血行促進の効果が期待できるのでおススメです！

　

②気分転換をする

心身のストレスも緊張型頭痛には関与している可能性がありますので、ストレスを強く感じている場所や行動から離れて、気分転換をしましょう。

　

こんな頭痛はすぐ病院へ！！

　

これまで経験したことのないような強い頭痛が現れたり、手足の麻痺やしびれ、痙攣、高熱、激しい嘔吐などを伴う場合はすぐに病院を受診しましょう！

　

片頭痛や緊張型頭痛でお悩みの方や、頭痛で病院に行ったが治らない方などは、体の歪みや姿勢が悪くなり、頭痛が起こりやすくなってしまっている方も多いので、ぜひ一度、市川本八幡リーフ整骨院でお体の状態をみさせていただければと思います！